調査会社の会長ブログ【松谷廣信】

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新春放談

会長日記2020/01/30

 毎年1回、関西総合調査業協会では、会報誌を発行しており、その編集を小生が担当している。よって1月末は自然と多忙になり、中々ブログを更新する時間が取れない。

 というのは実際は単なる言い訳であって、本当は年齢的なこともあってか、動きが少し鈍化し、ひらめきも沸かず、ついつい遅れてしまう傾向に有る。

 そんなことで、先般久しぶりにお会いした知人から、「松谷さん、最近ブログの更新が少ないね・・」とのご指摘を受けた。

 こんな拙いブログでも、世界のどこかでは気にかけてくれている人が居るんだな?とありがたく感謝感謝であったが、反省の割にはすぐの行動につながらない。

 ところが今週は本当に時間が取れない。よって奥の手を使わせて頂きます。あしからず・・。

 

                                                 新 春 放 談

「業界団体のあり方」

                                                                                     会長 松谷 廣信

 新年あけましておめでとうございます。本年もよろしくお願いいたします。

 令和の元号に相応しい、小春日和をおもわせる爽やかな正月でしたが、会員の皆様は如何でしたでしょうか・・。

 昨年は急激な火災保険料のアップがあり、今更ながらに環境問題がもたらす天地の怒りにおそれを覚えた一年でしたが、今年は令和の幕開けのような和やかな年になる事を祈らずにはいられません。

ただ私たちはごく平凡な小市民ですが、祈る事しかできない力弱い存在ではありません。一人ひとりが力を合わせれば、世界を動かし、地球規模で環境問題に取り組む方向に舵を切ることも決して不可能な事ではありません。「私などが一人・・」などと言わず、反省の鞭を手にして、ムー大陸やアトランティス大陸の悲劇を二度と繰り返さない為にも、皆で力を合わせ尽力しようではありませんか。

 また世界経済に目を転じれば、経済市況を図る材料の一つである株価は、実体経済を反映することなく、トランプ大統領のつぶやき一つで大きく動く傾向にあり、大荒れの幕開けとなりました。この傾向は今年11月までは続くかと思われます。

 一方我が調査業界はどうでしょうか?。個人的には特に驚くほどの大きな変化はなく、比較的平穏裡に推移して来たように思っておりますが、会員皆様は如何がお感じでしょうか。ただ高止まりの平穏裡であれば良いのですが、市況は全く逆で、低迷した状態が継続維持されているのが実態の様です。その市況を反映してか、協会に寄せられる苦情や相談も激減しております。また、新年早々に大阪府警の担当官にご挨拶にお伺いしましたが、その席でも、「市民からの苦情や相談は減少傾向にある」との事でした。表面的にみれば良い傾向にあると言えますが、裏を返せば苦情や相談が寄せられる程、調査依頼が無く、減少傾向にあるとも取れるもので、一概に喜んでばかりおれる状況ではありません。

同様に私ども業界団体も、全国レベルで組織率は減少傾向にあり、20年ほど前のピーク時からすれば半減以下に低迷しております。業界の纏まりの悪さは今に始まった事では無く、ここ数十年離合集散を繰り返し、今に至っている訳ですが、ただこうした中にあって昨年は将来を見据えた少し明るい動きもありました。

具体的には昨年9月13日、私共が団体加盟する全国調査業協会連合会の教育研修会が北海道の札幌で開催されましたが、同じ業界団体である日本調査業協会と東京都調査業協会が教育研修会の協力団体として名を連ねて頂きました。また、翌週の9月18日に開催された東京都調査業協会の教育研修会(東京で開催)には、全国調査業協会連合会が協力団体として名を連ねました。

こうした動きは業界の過去の歴史には無かったことであります。出来る事であればこれを良き機会ととらえ、将来を見据えた業界団体の動きの足掛かりになればと考えているところであります。

何れにしましても皆が力を合わせ日本に於ける調査業のあり方を真剣に考えていかなければ将来は決して明るいものでありません。社会的地位の向上のためにも一定の規制は仕方ありませんが、安寧な社会を目指すには、無くては成らないこの仕事が、規制のみで縛られ、何らの権利、権限もない今の状況では、真にお客様(依頼者)に満足して頂ける仕事をするには、塀の上を歩かなければならないくらいの状況にあります。特に近年の人権、プライバシー、個人情報保護の動きからすると、増々その傾向は強まっており、調査業界としては看過しがたい状況にあると言えます。

真の人権、プライバシー保護、個人情報保護は、単に知られなければ良いというものではありません。本当の安心、安寧な社会を目指すには、お互いがお互いを知り、情報を共有したうえで、次の手を打つのが本当のあり方では無いでしょうか。今重宝されているプライバシーや個人情報保護は、都合の悪いことは全て、プライバシーや個人情報保護の名のもとにひた隠しに隠すという、利己的な個人主義の手助けをしているようにしか思えません。戸籍や住民票問題にしても同様で、もっともっと議論を深め、公開原則の立場からも真剣に検討して行く必要があるように思います。

そんな活動の為にも調査業団体のあり方が問われる時代に入っているのではないでしょうか・・・。

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