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経歴詐称と詐欺師

探偵のぼやき2019/11/28

 「嘘は泥棒のはじまり」などと子供の頃に言われた記憶があるが、それと同様、「経歴詐称は詐欺師のはじまり」と言える。詐欺師で自分の経歴をごまかしていない人は一人もいない。100%詐称している。

 可なり前にもこのブログで、「詐欺師を見つけるのは、その人が自称する経歴をきちっと調べればだいたい分かる」と書いた記憶があるが、その経歴の特徴は、学歴は悪くても早稲田、慶応卒以上のハイレベルな大学か院卒。職歴は多いのが商社系か公益法人または行政機関、それも大概が特別職で1・2年で転々としている。またコンサルタントの歴も多い。

 こんな履歴書が届いた場合は先ず??。

 実は先ほど何時ものようにレポートの点検をしていたら、詐欺師の典型と思えるレポートに出会った。ただ驚いたのは、今日の詐欺師は履歴書の名前すら嘘、偽名で就職応募していた。学歴も職歴も嘘で、名前すら嘘をついているのに、どうしてそれが分ったの?という事になるが、それはそれ、わが社の調査員にかかれば・・・ということ。

 実はこのレポートを見ていて思うのが、個人情報保護と匿名社会の到来。数年前に役所は住民票も戸籍も原則公開(法的)にも関わらず非公開(運用)にしてしまった。従って、一般人は一般人が公開する個人情報は信じるしかない。検証することが殆ど不可能に近くなっているから。

 警察など役所は権限で大体のことを検証することができるが、一般の人は個人情報保護、プライバシー、人権擁護の壁に閉ざされ、人の事に関しては何が本当か何が嘘か検証することが出来なくなっている。そんな社会を国民皆で形成している。

 故に詐欺師は詐欺のしたいほうだい。今日の被調査人(調査対象者)のごときは、妻も子供もいながら、エグジェクティブな女性をターゲットに金銭詐欺を繰り返している御仁であったが、履歴書を信じれば、素晴らしく有能な御仁に思える人である。

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