お得な故郷納税
今朝、女房と二人で久しぶり(しばらく隠岐に帰っていた為)に食卓を囲んだ。で、女房曰く、「お父さん最近ブログ書いてないね・・・何か話題見つかった?」 「何もない、なんかないかな?」、と応じるが早いか、あの話は?、この話は?・・・出るはでるは、次からつぎ ポン・ポン・ポン ・・・・。小生、ご飯を食べながら、うん、ウン、うん、と生返事・・・(何となく情景が思い浮かぶでしょう・・・・・)。何処の家庭でも、だいたいそんなものでは・・・。
そういえば、以前こんな事があった。
ある日の事、食卓を囲んで、女房がその日の出来事を事細かく話し出す、小生、適当に相槌をうちながら黙々と食事・・・、何も変わらぬ何時もの風景である・・・。ところが、その日にがぎって、女房が突然、「ねー、お父さんどう思う?」と質問を投げてきた。ウン・・・、「ねー、お父さんどう思う?・・・」、再度問いかける・・・しまった・・、適当に相槌はうっていたものの、その実、話は全く聞いてなく、他ごとを考えていたのだ・・・。
「何が・・・・」、「何がじゃ無いでしょう・・・私が大事な話ししているのに、あなた何も聞いてなかったんでしょう、 ほんとにモー・・・」 怒り心頭である。
小生曰く、「こんな時は質問するもんではない・・・」、 以後数日沈黙の日々、アットホームであったはずの我が家が、しばし針の筵であった。トホホ・・・・。
以後、たまにそうした事はあるにしても、出来るだけ話は聞くよう心掛けている。 世の亭主諸君・・ここが肝心なところですぞ。
今朝も適当に聞いてはいたものの、実はその中で面白い話がひとつあった。
それが、「お得な故郷納税」の話、 故郷納税をした人への各市町村のお返しが凄く凝っていて、しかも故郷納税の実質自己負担金(故郷納税は、寄付金控除の対象であり、故郷納税額を確定申告すると、その額が税金控除になる。通常、住民税の10%を自分が好きな市町村に納税し、その額を確定申告すると、それが控除されるため、納税者は実質的には数千円程度の負担にしかならない)より多額の商品が送られてきて、結果的に故郷納税した人が実利を得ることになるらしい。
岐阜県の某行政など、何のお返しもしなかった時は5人に満たない故郷納税であったらしいが、地場特産の豪華商品をお返しにするや、一挙に故郷納税額が10倍にもなったとか。従って、地場の商品目当てに縁も所縁もない人が、故郷納税をするケースも多くなっているとのこと。
極めて打算的で細かく、純粋な故郷納税の趣旨には合わないかも知れないが、少なくとも喜ばれこそすれ嫌がられる事はない。三方良し、とまではいかなくとも、二方良し、は間違いなし。
皆さん、故郷納税制度をもっともっと有効活用しましょう!!
「お得なふるさと納税」でパソコン検索すると、面白くヒントになる記事が満載。その一例・・・
「ふるさと納税」で各地の特産品ゲット!寄付のお礼に自治体がプレゼント
2008年にスタートしたころに比べて最近は話題になることが少ない「ふるさと納税」が、実は大変お得なことになっているらしい。各自治体が獲得競争に力を入れ、寄付してくれた人に地元の特産品などどっさり送ってくれるのだ。寄付は所得税や地方税に控除対象となるから、ほとんど負担はなく各地の美味しいものを楽しむことができる。
カニ、ステーキ肉、お米、お酒、宿泊券…
ふるさと納税をするとどんなものが送られてくるかというと―。肉、魚介、野菜、米、加工食品、酒、米、くだものなどの食料品はもちろん、アクセサリーや化粧品、地元イベントや観光地のチケットや宿泊券など、まあ、なんでもあって、しかも好きなものをチョイスすることができる。たとえば、1万?3万円を鳥取県に寄付をすると松葉ガニの大きいのが1杯、宮崎県ならステーキ肉2枚、北海道むかわ市なら無添加ソーセージ、佐賀県なら真鯛…といったものが選べるのだ。地方自治体が,全体の半分以上になっているからだ。
都内に住む按田さんはこの制度を利用して、今年も10自治体に寄付をした。冷蔵庫の中は地方から贈られてきた特産品がいっぱい。「これは静岡の磐田市から贈られてきたウナギのかば焼きの冷凍品。こっちは北海道浦幌町からのジンギスカンとソーセージの詰め合わせ、岡山の津山市からはたこ焼き器をいただきました。地元にメーカーがあるそうなんです。
ある市長さんからはお礼の手紙もいただきました。税金を払ってお礼を言われたことなかったので、感激しました」
マーこんな調子である。しかも、故郷納税額は控除対象なのだから、少し面倒だが確定申告さえすれば、その納税額は還付され、しかも、郷土の特産品が感謝の言葉と共にゲットできるのである。