提言
「松ちゃんのブログ、最近天風会と郷里の事ばっかしやな・・?」、「もう少し業界や仕事の事を書けよ・・!」、こんな有り難い忠告をしてくれる友が居る。
自分でもその通りだと思う。ところが業界や仕事の事を書くと、書いている最中に段々腹が立ってきて、言わずもがでなの事まで言ってしまい、アップした後で、また遣ってしもた・・・などと落ち込む事がある。其れに比べ、趣味や田舎の事は気楽のものである。で、ついつい・・・。
やすきに流れるは・・との反省から、友の忠告を受け、今日は少し業界についての私見を書いてみようかと思う。言葉が過ぎればゴメン・・・。
探偵業法が施行され今年6月でまる3年を経過。新しく施行された法律は3年を経た後に見直しを検討する、とう云うのが一般的であり、この業法にも、その様な記述がある。ところが、見直しが成されたと云う話しは全く聞こえてこない。何故なのか?、「業界から見直しの要望が上がっていないから・・・」、多分にそんな事では無いかと思う。
この業法は議員立法であり、極めて荒削りな法律のように思う。また、運用面でも実情に合わないものが多分にあるが、その事についての改善も殆ど手がつけられないままほったらかされている様に思う。
ところが業界団体は何らの動きもしない。経済的には、政府の緊急融資対象業種からも外され、政府系の保証協会も保証外で、幾ら保証金を積もうが保証はして貰えない。あげくの上、業種そのものが反社会的な存在のように扱われ、蔑視されているのが実情である。
にも係わらず業界人や業界団体は殆ど声を上げようとしない。業界人が声を上げるのは、業界の悪口と団体攻撃が主流で、他を批判する事によって自分の処の信頼を得ようとする様な者が大半ではなかろうか。実に情けなく思うが内実はそうである。
そこで提言したい。いい加減に業界はまとまりませんか・・・。嫌と云う程、離合集散を繰り返したのですから。そして業界人による業界人の為の業界活動ができる体制を作ろうではありませんか。