調査会社の会長ブログ【松谷廣信】

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キャンセル

会長日記2010/08/11

 弊社は、お盆を中心に前段、後段と2班に分かれて数日前から夏季休暇に入っている。従って、社員は半数しか出勤していない。すると、不思議なもので、出勤しても何となく休みムードが漂い、何時もの張りが感じられない。こんなだと寧ろ皆揃って休んだ方が良いのかも・・・等と思うが、これも小規模なサービス業会社の辛い所で、得意先が営業しているのに休む訳にはいかないでしょう・・・、とつい思ってしまう。 

本当はそんな事もないのだが・・・・。

 それはそうと、台風4号が心配。我が故郷、隠岐ノ島を直撃しそうである、しかも可也の勢力を保ったままでだ・・。実は、小生の友人が2泊3日の隠岐旅行を計画。その為、田舎の友人知人にも連絡し、良しなに計らって貰うよう色々段取りをしていたが全てパー、トホホ・・・・。台風に向かって突っ込む訳にも行かず、今日出発の予定であったが急遽キャンセルと相成った。

 ホテルの予約など、全て小生が手配していたので仕方ない、朝一番にキャンセルの電話を入れた。

「誠に申し訳ありませんが・・・・・」、すると、「イヤイヤ良いですよ・・・、自然には逆らえませんは・・・又の機会によろしく」、何ともあっさりと気持ちよく承諾してくれた。しかも、キャンセル料のキャの字も云わない。2軒が2軒ともである・・・。

 ほんとにこれで良いの、と思ったが、その好意に素直に甘えることにした。それにしても何て隠岐の人はこんなに素晴らしいのだろう・・・、申し訳なさと感謝で小さな小生の胸はいっぱいになった。

 この事で思い出したのが7年ほど前の出来事。多分平成14年9月であったと思うが、娘が大学生の時、単独で屋久島への小旅行を計画。ところが今日と同じく大型台風が屋久島めがけてゆっくりと北上している。娘は不安を持ちながら大阪空港へ、すると空港で「鹿児島までは飛びますが、鹿児島から屋久島へは何とも云えません、それでも良いですか・・・」とのこと。流石に娘もそこで不安になり、鹿児島で足止めになっても、との思いから急遽キャンセル。

 直ぐに屋久島の民宿にも電話を入れ、詳細に事情を話し、キャンセルをお願いしたらしい。

 すると、数日後にその民宿の小父さんから娘に宿泊料100%の請求の電話・・・、娘は今ひとつ納得行かず、値交渉を気弱な声でしたらしい。ところが小父さんは全く聞く耳を持たない。「直ぐに振り込んで下さい」の一点張り。でも、娘は納得が行かずほったらかしていた、、、。すると日々催促の電話が屋久島から入る。で、何回目かに小生が変わりに応対。「台風で飛行機が飛ぶか飛ばないか、しかも鹿児島まで行ってからでないと判らない・・・、そんな状況で、観光旅行を強行しますか。事情が事情なのだから当日キャンセルは100%と云われるの少し酷ではないか・・・、しかも学生の1人旅・・・」、切々と情に訴えるが、その小父さん全く聞く耳なし。

 こりゃダメだ・・・。娘に直ぐに払うよう云い、処理をした事があった。

 その時、小生は思った。屋久島には絶対に行かないと。小父さんは、損して得を取る、と云う言葉を知らなかったのかな・・・。

 

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