ふるさと納税に思う
新年度(29年度)が始まったにも係らず、ブログ更新を全くしてなく、全国に散らばる数名の当ブログ愛好家より、ヤンヤのクレームが入り、やっとパソコンに向かった。別に何がどうというのでは無い。しかし、何故か昼ごはんもとれない事があるくらいバタバタしている。これが歳なのかな・・・などと思う。とにかく自分で思っている様に事(仕事に限らず)が処理出来ず、時間だけが過ぎて行くのだから・・・。
会社は創業39年目に突入、法人に改組し37年。山あり谷あり、いろいろ有ったが先ずは順調。前年度は、過去最高の売上げと利益計上で終えることが出来た。これも偏にお客様と社員のお陰と、ただただ感謝の一念である。 ありがとうございます!。
話は変わるが、今朝の読売新聞、気流欄にこんな記事が投稿されていた、「ふるさと納税に返礼品はいらない」と題し、ふるさと納税が返礼品目当ての利用者が急増しているようであるが、自分が育った自治体を素直に支援する気持ちがあるのならば、返礼品は必要ないのではないか。納税者も自治体もどこかおかしいのではないか・・・との趣旨であった。
「確かに」と納得する一面もある、が、やはり綺麗ごとのみで社会は成り立ったない。ついつい小生などは商売感覚で物を見てしまうところもあり、「ふるさと納税」を少しでも多く呼び込もうとすると、当然の策であり、納税者心理も当然のことと思う。また、ひとつ言いたいのは、返礼品が実は思わぬ所で、地方創生に寄与しているのである。1億円のふるさと納税の返戻品が地元産の商品(農、海産物)で約3千万。小生の生まれ育った隠岐の島などでは、3千万って結構な産業なのだ。この地場産品を行政が買い上げて返戻品にあてると、そこそこの産業振興になるのです。ふるさと納税と返戻品、地方にとっては馬鹿にしたものではない。
なお、今月の文芸春秋に、「ふるさと納税」提唱者の福井県知事が、選挙区と人口比の問題について警笛を鳴らし、地方創生についての私見を述べていたが、地方出身者にとっては「全くその通り・・」と応援したくなる内容であった。何事も教条主義、綺麗ごとでは済まないのが現実の世である。
今朝、新聞に目を通していてこんな事を思った・・・。いずれにしてももう少しブログ更新に努めます、反省。