調査会社の会長ブログ【松谷廣信】

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自己責任

会長日記2008/11/14

最近よく「自己責任」と云う言葉が頭をよぎる。「いったいどうなっているんだ!」という感じ。
怒りと云うよりも何となく不思議な感じがしている。

今朝の読売新聞にこんな記事があった。「大阪府が舞洲、夢洲、
咲洲等の護岸から釣り人を締め出す計画を立てている。それに、釣り人など府民の多くが、ささやかな楽しみの場をなぜ奪うのか・・
と大反対の声を上げている」
と云う内容の記事である。

なぜ府がそんな計画を持ったかと云うと、1年ほど前に護岸で釣りをしていた男性が誤って海に落ち死亡したらしい。すると、その遺族が
「男性が海に落ち死亡したのは、府の安全対策が不十分であった為・・とし、府を相手取って提訴した事に起因しているらしい。

ただ、その事件は係争中で判決は出ていないし、訴訟の中身もよく知らないので、
その件に何かコメントしようと云うのではない。

ただ、小生の感覚からすると「エッ何で!」と云う感じである。
自己責任」は、と云う感じ。何でもかんでも他人の責任にし、自分の責任は完全放棄。
日本古来の武士道などとは程遠く、利己主義と個人主義が横行し、権利主張のみをするから、
保身の塊である行政は些細なことでも法律を作り規制を設け、責任を逃れようとする。結果、
非常に余裕の無いギスギスした社会が形成されて行く。

回顧趣味では無いが、昔は多くの事が「自己責任」でかたづけられた。その事の良し悪しは別として、それだけに「責任意識」
は何をするにつけ強かったと思う。ところが今や「自己責任」などと云う言葉は死語になりつつある。何でもかんでも他人のせいにするから、
他人は保身に走らざるを得ない。結果、法律でがんじがらめにされた遊びの無い社会になって行くことになる。

最近、銀行や郵便局などお金の絡む所での手続きの煩いこと。一方で個人情報、個人情報、他方で本人確認、本人確認。
権力のある機関はそれで良いかもしれないが、本人確認など要求できない零細企業や個人はどうするの・・。

そう云えば数日前、見事な履歴書に出会った。○○年3月京都大学経済学部卒業、○○会社勤務、
退職と云う立派な履歴である。ところが京大の卒業者名簿に該当者は居ない。前職、前々職に取材をし、上手く学歴を聞き出すと、
最終学歴は愛知大学経済学部卒業になっていると云う。そこで愛知大学の卒業名簿を調べたがやはりない。この詐称、
調査会社に依頼したが故に判ったこと。幾らベテランの人事担当者でも面接だけでは見抜けまい。

ところが採用時の調査はまかりならんと云うのが厚生労働省、ハローワークである。それを真に受け、
弊社が採用調査の営業をかけると、「そんな事して良いんですか?。採用調査は禁じられているのでは?」等とのたまう人事担当者が大い。
特に関西は行政と人権団体の活動が熱心で、採用調査イコール差別ととらえ調査会社を罪悪視する傾向がある。

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