調査会社の会長ブログ【松谷廣信】

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JDMと娘

プライベートな話2006/10/05

JDM(ジャパンデンタルミッション)というNPO法人がある。この法人は、
歯科医療をバヌアツ共和国及びフィリッピンのカオハガン島で提供している医療奉仕団体である。
JDMは私が所属する船場ロータリークラブの仲間である澤田宗久歯科医が代表を務めており、
バヌアツに年2?3回、カオハガンに年3?4回は行っている可也活動的な奉仕団で、1チーム10?15名で編成され、
20数年前から継続的に活動を続けている。

今回(9月16日から1週間)その医療奉仕団に娘(大学4年)がボランテイアで参加した。単純に、学生生活最後の思い出として・・
くらいの気持ちでの参加ではなかったかと思う。ところが帰国しての報告文(JDMに提出)を読むと、
娘の場合はボランテイアに行ったのではなく、大変な人生勉強に行った来たようである。

その報告書の一部を引用すると、「カオハガンは甲子園球場位の小さな島で、人口は450名内外。会社等というものはなく、
人々の生活は限りなく自給自足に近い原始的なものでした。それは「非文明」や「発展途上国」
といった言葉から想像していたどこか悲惨なイメージとは全く違い、とても穏かでそこに違う形の幸せがあるのを見せ付けられた気分でした。
ブランドの服を着ていなくても人々はとても生き生きとして美しく、子供たちはとても無邪気で、
名札を見て覚えた私の名前お見て連呼していました。道で会えば挨拶をしてくれ、椰子の実を割って分けてくれました。
休みの日にバイト先の上司に会うと挨拶すら億劫で、すぐ隠れてしまうような私とは違い、
とても純粋に人に対する興味を持ち続けている感じがしました。それは我々が「ストレス社会」
の中で引き換えにしてきた人間の根本的な美しさのような気がして、島での数日間はとても人と関わることが楽しく思えました。
幸福とは何だろう?ということを考えさせられた数日間だったと思います。幸せは自分の生活する世界と切り離しては考えられないため、
カオハガン島の幸せが私の幸せだとは思いません。それでも、学歴とか地位とか会社の規模という自分を飾る「箔」より以前に、
人間である我々が、その人間が持つ素晴らしさを失くしていくのはあまりに惜しい気がしました・・・。」、云々とあった。

「可愛い子には旅をさせよ」、そんな格言を思い出した。 

 

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