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2007年08月31日
「反転」(田中森一)と中村天風
■社長日記■日曜日、ゴルフの打ちぱなしで汗を流していると、携帯がブルル・・・・、「もしもし、お前、田中森一の反転読んだか・・」 突然兄からの電話である。「なに、それ・・」、「今話題の小説、止めケン(検事)の田中森一が書いた本だ」、「それがどうしたん・・」、 「直ぐ買って読め・・・、これは凄い、朝から首っ引き目が離せん。境遇的に相通じる所もあるし、久し振りに感動した・・」、 少し興奮気味の電話であった。
私は、兄とは一つ違い、所謂年子である。歳は違わなくても兄と弟は全く違う。とにかく兄貴というのは凄い、 ある意味親以上に怖い存在である。その兄の命令である、きかぬ訳には行かない。早速その足で本屋に向かい、大枚1700円をはたき「反転」 を購入。
直ぐに読み始めた、ところが仕事柄もあってか兄の受けた印象と少し違い、寧ろ反発を覚えるところさえある。弁護士たる者が・・・、 守秘義務は・・・等とつい思ってしまう。それにしても、裏社会の一部を垣間見る事ができる興味深い本であったことに違いは無い。
その中で、筆者田中森一は、「終章」と「あとがき」の中で書いているが、 獄中精神的に相当参っている時に友人から送られた一冊の本に救われたという。その本がなんと、 中村天風の講演録をテープ起こしした「成功の実現」であったという。 以後、中村天風に関する本を読み漁り、今では枕元に常時、中村天風の著作「真理のひびき」を置き、何時も寝際に読んでいるという。ただ、 筆者田中森一は中村天風の本を、単なる「自己啓発本」と捉え紹介しているように取れるところがあり、 その点は少し気に入らない。と云うのも実は、中村天風は50年の長きに亙って講演活動を行いながら、 自筆の本は殆ど残していない。それには、先生なりの深い考え方があり、真理の教えは「文章で書き表せれるものではない・・」との思いと 「本を読んで簡単に判ったと思われたら、逆に教えが仇になることがある(中途半端に勉強し判った気になっていると、 イザ事があった時にできず、出来ない自分が情けなくなり落ち込みがより一層深くなる)」との考えがあったようである。所が、 戦後周囲の強い要望から断りきれず、非売を条件に3冊の本を書いている。その本が、今「天風会」 の唯一の教材となっているが市販はされていない。本の題名は、「真人生の探究」 「研心抄」「錬身抄」で、所謂、天風三部作である。その他に「安定打坐考抄」があるが、何れも非売品である。可也難解な本であるが、 市販されている中村天風関係の本とは一味も二味も違う。市販されている天風関係の本は、天風会の会員やその周辺者が書いたものが全てで、 天風先生自らの著作で無い為、単なる自己啓発のハウツー本として読まれる傾向がある。
本当に中村天風直伝の「心身統一法」を勉強するには、各地に在る天風会員の集まる所に出向き、直接学ぶしか方法はない。 京阪沿線在住者は是非「香里天風会」へおこし下さい。
住所、寝屋川市香里本通町8?8藤田医院内(事務局電話、072-832-4585 川崎宅)、毎日曜日AM9時?12時。 家族的な雰囲気で楽しくやっていますので、お気軽に立寄って下さい。
投稿者 ks110 : 2007年08月31日 13:22
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