笑いと健康 | 調査会社の会長ブログ【松谷廣信】就活に関する信用調査

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笑いと健康

2005年05月10日

私は、8年程前から奉仕団体の船場ロータリークラブに所属しています。毎週月曜が例会日で、心斎橋の日航ホテル32階を例会場とし、
お昼12時30分?13時30分まで食事をしながら色んな話し合いをしています。その中に卓話と云う時間があり、
2?3年に一度その卓話を担当する事になります。それが昨日でした。そこで今日はその卓話で話した事を書くことにします。

笑いと健康

大正15年12月に中村天風先生が小松輝久邸において北白川宮、竹田宮、東久迪宮の各内親王殿下にご進講申し上げた時のお話が「笑い」
についてでした。その時の原稿の抜粋があり、それを基に話すこととします。
中村天風先生は昭和43年、92歳で御帰霊されましたが、生前は西の安岡、東の天風と言われた人で、戦前戦後を通し、
中村天風に薫陶を受けた各界の著名人は数限りなく、代表的な人では、東郷平八郎、山本五十六、原敬、松下幸之助、稲盛和夫、双葉山、
広岡達郎他皇族の方々までが上げられます。
若い頃は頭山満翁の門下生として玄洋社に所属、25歳で軍事探偵として日清、日露戦争で活躍するが、30歳で走馬灯結核にかかる。
それまでは死に直面しても平気で居られた気丈な人であったが病気にかかった事で一変し、極めて神経質な病気のみを気にする自分になった。
何故病気になった事によってここまで気弱で神経質な心になるのか。あの気丈であった自分は何処へ行ったのか・・?。
そんな疑問から心についての勉強を始め、著名な哲学者や宗教家に教えを乞う為に密航して渡米、
コロンビア大学で医学を学ぶ機会にも恵まれもし、また、ヨーロッパも彷徨し、世界的に有名な学者、識者に会うが納得の行く話は聞けず、
病気は治らずで失意の中で帰国しようとするが、帰国途中のカイロで偶然出会ったヨガの大哲人カリアッパ聖者に連れられ、
ヒマラヤ奥地で2年9ケ月のヨガ修行をする。結果病気は治り、悟りを得る。帰国途中、中国で孫文の革命運動に協力を頼まれ、
「中華民国最高顧問」となる。帰国に際し、今の金で数十億を持ち帰り実業界に入る。銀行頭取や会社の重役等を歴任するが、ある日突然、
一切の地位、名誉を投げ打って辻説法を始める。そして、すさまじいまでの体験に裏打ちされた理論は「天風哲学」として大成され、
財団法人天風会として、その教えが引き継がれ、「天風哲学」と「心身統一法」として各地で行修が行われている。
天風哲学の概念は、人生すべての出来事は、すべて自分の心が作り出している。人生を明るくするも暗くするも、心ひとつのおきどころ。従って、
そうした強い心をつくるには、精神感応性能を積極化する必要があり、観念要素を更改しなければならない。その為の方法が「心身統一法」
であり、積極心(虚心平気)を養うための具体的な方法を考案した。その内の一つが「笑い」である。理屈は後にして、笑えば幸福になれる、
笑えば心身共に健康になれる。笑えば周囲の人を和ませ、幸せな雰囲気を作ることが出来る。笑いというのは、
この世の生き物の中で人間だけに与えられた特別な作用である。人間は、この世に「創造の大使命を遂行」する為に生まれてきたのである。
それだけに他の生物と比較にならない恩恵を大きく受けているが、同時に、重い大きな負担も負わされている。従って、実生活において、
他の生物にはない苦しみや悩みもあるが、「笑い」という特殊の作用で程よく調和せよと造物主が天意をもって人間に与えて下されている。
笑いは無上の強壮剤であり、開運剤である。人生は笑いで過ごすことであると説かれたということである。

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