採用調査(雇用調査) | 調査会社の会長ブログ【松谷廣信】

調査会社の会長ブログ

採用調査(雇用調査)

2008年02月16日

 採用調査(雇用調査)の最近の事例。

 年に数件しか依頼のない某大手企業の担当部長より久し振りに電話、「松谷さん、
住所が町名までしか判らない求職者の調査ですが出来ますか?」、「と云うことは紹介会社(有料職業紹介事業者)経由の求職者ですか?」、
「その通り・・・」、「判りました・・出来ますよ」。
紹介会社は当初の紹介時点では求職者の詳細な住所や電話番号などは履歴書から削除して紹介するのが普通
(個人情報保護と求職者との直接連絡をさせない為など・・)。

 求職者の履歴。米国の大学卒で、日本の貿易商社2社を経て出向先企業に転籍し、
転籍した会社から再度関連会社に出向となり、現在その出向先で部長の要職にある、
が面白くないのかその一方で転職サイトに登録し求職活動をしている人物。面接では、
言語明瞭で態度もよく何となくキレ者という感じであったらしい。

 早速、経歴確認調査に着手。ところが現職は触れないし前職も前々職も転籍、
出向で現職至っており下手に触ると被調査人が転職活動をしているのが現勤務先に漏れる危険がある。従って、
取材は慎重に慎重を要する案件であった。そこで、知人を装い先ず前々職に「○○さんお願いします・・・」と電話、  すると
「そんな人いません・・何かの間違いでは」、「あ・・そうか、△△に変ったんでしたっけ・・・」、「エッ・・、そんな知りません。
そんな会社、内とは何の関係もありません」との返答。不振を感じた調査員、再び前職に同じ調子でチャレンジ、
「○○さんは大分前に退職なさいましたよ・・」、「エッ、何処へ行かれたかご存知ありませんか?」、「知りません、何かあったんですか」、
「いや、一寸尋ねたい事があったものですから・・・」。ウム、これはおかしい・・・。

 ここで振り出しに戻り、履歴詐称を前提に本格的調査に入る。結果、
前職4社共に何ら関係のない会社で、転籍、出向などは全くのデタラメ。勤務期間も大幅に違っており、
職務経歴書に記載されている職責及び職務実績も可也の底上げであった。

 職務能力に関しては、そこそこ仕事はできるが自己主張が非常に強く、職場での和が保てず、勤めた先々でことごとく上司、
同僚とぶつかり、1?2年で転職を繰り返すハメになっている人であった。

 早速その旨をレポートにて報告。依頼会社から「有難う・・・」の言葉を頂く事ができた。
結果は知らないが多分採用には至らなかったであろうと思う。

 ところが、こんな人でも厚生労働省の指導に従い、調査をせずに採否を判断していれば、先ず間違いなく採用となった事でしょう。結果、
紹介会社に紹介手数料100万円強(給料の3ケ月分相当額)を支払い、トラブルメーカーを抱え込み、
会社はその後相当な苦労を強いられる事に成った出あろうことが容易に推察される。

 その次に依頼のあった女性の採用調査。調査経緯は省略するが、何と年齢を5歳も誤魔化していた。今は、採用に関し、
年齢制限を設けることは基本的にはできなくなっている。だからとと云って年齢詐称がOKとは成らない。単なる女性の見栄なのかも知らないが、
就職に際しての年齢詐称はいただけない・・。

 

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