調査会社の社長ブログ

東北地方太平洋沖地震により被災された皆様に、心よりお見舞い申し上げます。

関西総合調査業協会第4回総会

 今日6月22日、午後4時から関西総合調査業協会総会が開催される。

 そこで、会長としては冒頭挨拶をしなければならない。挨拶は短いほど良い、とされたものであるが話し下手は、 思う事が流暢に言えない。ついつい長くなり、結果的に、「あんた何が言いたいの?」となってしまう。それではこの雨のなか、 わざに来て下さる会員に申し訳ない。そこで先ほど、挨拶文をしたためた。

 東大総長も入学や卒業式の挨拶は文章にし、報道記者にそっと事前に配布するようである。そこで、関調協の会長もその例にならい、 事前にそっと発表する事にする。但し、記者諸君、報道するしないは貴方の自由である・トホ・ トホ。

総会挨拶文

本日は関西総合調査業協会の第4回総会に、お忙しい中ご出席頂きまして誠に有難うございます。

早いもので平成15年9月にこの関西総合調査業協会を立ち上げて早4年が経過しようとしております。 当初40名の同士でこの協会を立ち上げましたが、今期は30名を割り込んでのスタートとなりました。非常に残念な数字であり、 会長としての責任を痛感するところでありますが、いかんせん、この関西に於ける調査業の市況は悪すぎます。正直、 退会者の大半が調査業からの撤退であり、協会活動への不満とか他協会に乗り換えた為の退会者は1人もおりません。

景気全般は回復基調にあるのに、何故ここまで調査業界は冷え込んでいるのか、今までのやり方を含め、 総合的に検討し真剣に考えて行かなければならないと考えています。

今年6月1日、探偵業法が施行されました。6月末までには既存の業者は公安委員会(窓口は警察)に届け出をすまさなければなりません。

業法施行に伴い、市況がどう変るか分かりませんが、寧ろ、業界自らがどう変るかが一番大切ではないか、と私自身は思っております。

先般の教育研修会でもお話しましたが業法の目的は、依頼者保護と被調査人の保護であり、業者の育成は全く盛り込まれておりません。 完全な規制法であり、業界にとっては相当厳しいものであります。ところが、業界の一部には祝賀ムードさえあります。 多分に解釈の違いもあるとはおもいますが、それよりも、寧ろカンフル剤的効果を期待しているからかもしれません。ただ言えることは、 法的規制によってでも業界全体を健全化し、社会に有益な調査業としての高い認知を得なければなりません。今の社会の流れからすると、 調査業の必要性は益々高まって行くものとおもわれますが、業界自身が真に襟をただし、消費者の信頼に応えれる質の高い業界にならなければ、 業界の発展は望むべくもありません。そうした意味では、厳しい業法ではありますが、 今の流れから脱却する一つの機会である事は間違いありません。

尚、この1年を振り返りますと、この後、総会審議事項の中で1年間の事業報告が具体的になされると思いますが、個人的な思いとしては、 戸籍住民票問題に明け暮れた1年であったように感じております。一昨年の10月に発足した法制審議会戸籍法部会の審議内容に逐一眼を通し、 審議委員のメンバー一人ひとりに意見書を送ったり、パブリックコメントに応じたり、国会の法務委員会の先生方に上申したり、 など機会あるごとに調査業界の立場を主張してまいりました。

結果的には、政府提案による壁は厚く、望む結果には成らなかったが、活動そのものは一定の評価を得、 調査業界の立場もある程度理解して頂けたものと考えております。

何れにしても関調協は、常に活動する協会でありたい願っています。

今日の総会も慎重な審議を行い、しかもスムーズな議事進行が行われますようお願いして、冒頭の会長挨拶とさせて頂きます。

 

 

 

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