調査コラム

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地震・事故・災害・今できること

コラム 2024/01/04

あけましておめでとうございます。

1月1日、能登半島地震。
初めて聞くアナウンサーの絶叫のような退避勧告。東日本大震災からアナウンスも緊迫したものに変えるべきとの議論を受けての現在の報道。おめでたい雰囲気も、ちょっとゆっくりしようという気持ちも吹っ飛ぶ。幼子がぐずっても、おむつは持って出てきていない。体調が悪化しても薬箱は帰ることが出来ない家の中。本当に大変な状況だと思う。

年始、菩提寺の法話を毎年聞いているが、私達に今すぐできることは感謝、という話があった。砲弾が飛んできて家を失い、家族を失い、命からがら逃げ惑う世界が今もあるなかで、戦争の無い日本に生まれて暮らしていること。今日寝る場所があり、暖かな服を着て、今ここに座っていられること、そのことに感謝することはすぐにできる。
有り難いことです、と感謝して1日を過ごすこと。
これまでも何度も聞いたことがある話がことさら今年は身に染みた。

そんな法話のあと、家に帰ると向いのお家に、ご親戚が集まっているのかにぎやかな声が聞こえてきた。普段は70を過ぎたおばあさんの一人暮らし。息子さん夫婦が来ていたらしく、ちょうど玄関前で遭遇した。お孫さんの一人は今年高校受験らしい。
「サッカー推薦が決まっていたのに、そこを蹴って他を受験しようかと考えてたんです。なのにやっぱり推薦もらっていた学校に行きたいってなりまして。5教科全部普通に試験を受けなければならないんです。」と困り顔の息子さん。
「受験戦争を経験したかしてないかで将来、その経験が活きるときがきますよ。」昔を思い出して偉そうにもそんな言葉をかけながら立ち話。

子どものころは年を重ねるごとに、入学だ、卒業だ、受験だ、試合だと色々なステージがある。しかし就職以降の人生は往々にして、その人自身が何を目指すかで、山も壁も谷も底も、人によって全く違う。私は今、人には「受験戦争」などと大層な言葉を言いながら、何に立ち向かっているか?と改めて問う。

眼の前の懸念。明日の仕事の不安。気になる来月以降の課題。つま先のちょっと先を常に気にして、小石を避けて歩くような日々の積み重ねではなく、力強く一歩を踏み出す情熱を常に燃やして道を切り開いて行くのだ、と改めて自分自身に誓う。

創業45年バックグラウンド調査会社 株式会社企業サービス

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