5年前のブログ | 調査会社の会長ブログ【松谷廣信】就活に関する信用調査

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5年前のブログ

2014年10月31日

ブログを更新しなければ・・・とパソコンに向かうが、さて何を書こうかと悩む。そういえば、昨年、一昨年のこの時期は、どんな事を書いたのであろう・・と思い、昔のブログを開いてみた。

驚くなかれ、恥ずかしげもなく、好き勝手をよくここまで書いているな・・・と自分ながら感心する。 ただ、その中で、一寸目にとまった自分のブログがあった。そこで思いついた・・・このブログ再登場させる事を。

5年も前のブログだが、読んでみて、今も全くその通りと思うから・・・。いやになるほどダラダラと書いてあるが、時間の許す人は、できるだけ辛抱して読んで下さい。そしてコメントを頂ければ超有り難い。

 

人事調査

今日午前中の話。 ”社長電話ですよ・・・”、懐かしい友人からの電話(元の職場の同僚であった友人、元調査員))であった。

「松ちゃん元気?、 ところでチョット悪いんやけど、某人の大学の卒業と勤め先の確認できへんかな・・?」、 「何それ」、 「いや、一寸仕事の関係なんやけど・・・、平成5年の○○大学卒で○○会社に13年ほど勤めていたと云う人なんやけど、どうもオカシイねん」。

そんなこと自分でやりーや。昔取ったきねづかで・・・」、 「うん、それが自分なりにやってみたんやけど、学校は、それは個人情報なんで・・等と最もらしい理由をつけて応えてくれんし、 会社に訪ねても、個人のことは・・・とかで何も判らんのや。何か昔と違ってえらいことになってるねんナー?」

そやで・・・、昔とは全然違ってきて、個人の事は何も判らなくなってるねん。確認するシステムが個人情報保護を理由に、全てシャットアウトされつつあるねん」、 「ほなどないすんの・・。個人の事は何も言えんという事は、逆に云えば個人の事は何でもかんでも云いたいほうだいかいな・・・?」、 「そや、だから俺、最近腹たちまぎれ云うてんねん。東大卒や京大卒が一挙に倍増するデーって・・」、 「何でそないな事になってん?」、

そら、人権の有識者とか・・色々賢いお方が集まって、卓上の空論でやるから、こないな事になるんとちゃうか?。 今は、 戸籍も住民票も取れんしな・・。 成りすましなんて簡単に出来る世の中になってるねん。 匿名社会とか云われて、個人情報保護の行き過ぎを一時非難する声もあったが、何時の間にか、個人の事は答えないと云うのが定着しつつある。 事なかれ主義の典型だネ・・。 警察なんか退職者は勿論、現職でも居るかいないかさえ応えない・・・。 自分らが調べる時は、個人情報保護も人権もプライバシーもあったものではないが、自らの事になると徹底して隠す。 だから、” 元○○警察で刑事していた”などと大洞吹いても絶対OKやで・・・。 幾らたずねても居たとも居なかったとも応えないんだから・・・」、

「そんなアホな、住民票も戸籍も見れんわ、学歴も職歴も確認できんわ、 エ、それでどないすんねん。 名詞なんか何ぼでも作れるんやで・・、確認できんちゅうことは、何でも有りかいな。 結婚・離婚を何回繰り返していても、本人が初婚と云えばそれまでか・・」、

そやで・・、個人の事を確認しよう思うたら、本人にその為の承諾を貰わんといかんらしいわ・・・。しかも書面で貰わんと、確認に必要な本人承諾の証明がでけへんねん」、

「えらいこっちゃなー、と云うことは何か、商取引でも何でも、相手の事を知ろうと思えば、相手に調べさせてもらうよってに、その為の承諾書をお願いします、って云うわけ。 そんなアホなことがあるかいな・・。 これから取引しようとか、付き合いしようとか、名詞だされて大きな話されても、相手の事を本当に知ろうと思うと、調べさせてもらいますよってに、調べてもらって結構です、 という意味の書面を書いて下さい、なんてお願いするんか・・?」

そういう事になるわナ・・」、 「そら一寸おかしいちゃうか・・、相手の確認もまともにできんで、それで騙されたらどないすんねん」、

そら、騙された方がアホやねん」、「騙された方がアホやいうても、調べられへんのやろ、そらおかしいわ・・・」

こんな話で延々30分。結局何とかやってみよう、と云う事にはしたが、奴さん、調査料など全く眼中にない。時代錯誤もはなはだしい・・・?。

誰が・・、どっちが・・、二人ともや・・。人権の有識者にこっぴどく叱られそう。

だが、幾ら自分なりに勉強しても、こうした「人に関する調査」を、個人情報とか人権、プライバシイを理由に出来なくしてしまうシステムや考え方(否定する考え方)はどうしても理解できない。納得がいかないと云うよりも、「人を調べてはいけない」などと云う考え方がまかり通る世の中になったら、いったいどんな事がおこるだろうとそら恐ろしくなる。多分、詐欺や契約違反など民事訴訟は倍増で、弁護士はウハウハかもしれないが。

有識者曰く、人を調べてはいけない」などと云う法律は作っていないし、そのような指導もしていない。ただ、採用調査は差別につながるおそれがあるから「ダメだ」といっている。結婚調査も、差別につながるおそれがあるから「ダメ」だと云っている。戸籍も住民票も、使い方によっては差別につながるおそれがあるから「ダメ」だと云っている。

確かに使い方によっては、「つながるおそれ」はあると思う。かと云って、つながるおそれが有るものは「ダメ」としたら、世の中の大方のものは「ダメ」という事になる。

包丁や剃刀やハンマー等を凶器とした殺傷事件は多くあるが、包丁や剃刀やハンマー等の製造や使用を禁ずる行政指導などは聞いたことがない。ところが「差別」となると、つながるおそれのあるものは全て「ダメ」であり、人権団体のみならず行政も徹底した指導をしている。人の差別は、奥深く非常に微妙な問題であり、その事は重々承知している。しかし、かといって「人事調査」を否定して差別がなくなるものではない。

「差別」をな
くすための啓発運動を批判するような考えは毛頭ないし、自らも啓発活動には積極的に参加しているつもりである。 ただ、「人事調査」を否定するような考え方には、これからも、はぐれ狼の如く吠え続けて行こうと思う。

Posted on : 2008年10月23日

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