紅葉
年齢を重ねるに従い、物に対する感じ方が異なってくる。若い頃は紅葉に惹かれる事は余り無く、大人が紅葉した山を観て、「ワー綺麗・・・」等と声を上げるのを、なにが?的な感覚でみていたが、最近は何故か紅葉に惹かれる。
ゴルフをしていてもコース戦略よりも紅葉に見惚れ、ナイスチョットに成ることがしばしば。そんなこんなで今週23・24日と、女房と2人で紅葉狩りと洒落込んだ。
目的は大台ケ原の紅葉。ただ大台ケ原に直行では色気が無い。そこで、阪神高速から南阪和道に入り、橿原インターを出て桜井市へ。談山神社? 明日香 ? 壷坂寺 ? 川上村 ? 上北山温泉(泊) ? 上北山観光 ? 大台ケ原 ? 不動屈鍾乳洞 ? と国道169号線の紅葉と山間の景観を満喫してきた。
談山神社の紅葉、赤、青、黄色、見事な紅葉であるが、盛りは少し過ぎていた。今朝NHKで、談山神社の紅葉を、今が盛りと放映していたが、可也いい加減。盛りは半月前であったと思う。




壷坂寺の大釈迦如来石像。それはそれは見事な石仏で、お寺に一歩入るとこの石像に圧倒される。(明日香を抜けて川上村に向かっている途中、壷坂寺の看板が目に入り、咄嗟にハンドルを左に切ったのであったが、この判断が正解。心洗われる、とても良いお寺で、眼を見張った・・・ここは目によく効くお寺とか。そう、お里沢市物語のお寺なのだ・・。)






壷坂寺(壷坂観音、壷坂霊験記のお里沢市で知られるお寺)



壷坂寺から一望される大和盆地(大和朝廷の里)

上北山温泉の小高い丘に在る薬師堂の横にあるサクラ。間違いなく桜であるが何故か花が満開。隣の家の玄関にお爺さんが立って、この木を眺めているので、「おじいさん、この木、サクラですよネ・・、毎年この時期に咲くのですか?と大声で尋ねたが、お爺さんはただニコニコと微笑むばかりであった。


関西一の標高を誇る大台ケ原山頂(標高1,690メートル)

今回の目的は大台ケ原の紅葉であったが全くの調査不足。早くも大台ケ原は冬支度、広葉樹は全て葉を落とし、冬備え万端であった。でも、それはそれで良かった。



山頂付近で見つけた霜柱。

山頂の食堂。山頂着12時30分、よって昼食を食べんと山小屋の食堂を覗くとこの案内。11月23日の祭日で毎年年内の営業を終わるらしい。

国道169号線の山間の紅葉。


Posted on : 2010年11月26日 | コメント (0) | トラックバック (0)
人事調査
毎年の事ながら、歳の瀬になると会報の原稿依頼が遣ってくる。そこで、何か面白いことでも思うが、書いてみると結果は毎年同じ。表題は違えど、中身は似たような事になる。それ程、一貫して思い続けていると云う事になるが、ひいては、成果が出てない証しでもなる。それでも、成就するまでは叫ぶことにしよう・・・。
と云う事で、これも何時もの事ながら、会報掲載の原稿を先ずはブログに乗せることにする。
社会、文化の違い
松谷 廣信
先般、弊社に以下の「調査の見積り依頼」が送付されて来た。
これは、アメリカの某企業が、日本進出を計画する中で、日本のシンクタンクに以下のデータ調査が可能か否か、可能とすれば費用と調査日数は、と問うてきたものである。
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米国呼称 |
日本呼称 |
内容 |
公開データ/ 非公開データ |
入手方法 |
費用 |
要日数 |
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Government ID data |
住民基本台帳 |
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Crminal Records |
犯歴 |
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Civil Litigation |
民事訴訟記録 |
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Court Judgement |
判決 |
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Tax Leins |
税金納付 |
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Bankruptcy/ Insolvency Record |
破産、債務超過記録 |
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Directorship and Corporate Affiliations |
役員構成、会社提携状況 |
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Regulatoey Actions |
法令違反の有無 |
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Property Ownership including Residence |
会社資産保有状況 (住宅資産含む) |
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Consumer Credit Check |
クレジットカードチェック |
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Media review |
メディア調査 |
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Driving Records |
運転違反歴、交通事故等 |
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Education Verification |
学歴確認 |
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Employment Verification |
職歴確認 |
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驚くばかりであるが、弊社として直ぐにお応えできるのはメディア調査と役員構成・会社提携状況の2項目くらい。他にデータとして提供できるものは一項目とて無し。全くなさけない話しであるが、他は不能と答えるしか無かった。
聞くところによると、上記調査項目はアメリカでは特に難しいものではなく、一定の条件を満たせば、リサーチ会社は普通に入手できる項目らしい。しかも、調査力云々ではなく、データとして入手できるとのこと(州によって若干の相違はあるらしいが)。
この違いは一対何処からくるのであろう。文化や社会情勢の違いから来るのかもしれないが、余りにも日本の実態とかけ離れており、唖然とするばかりである。
考えてみるに、米国はある意味訴訟社会化しており、プライバシーや権利意識が非常に強く、権利・義務もハッキリとし、個の意識が高い。それだけに自己責任の意識もキチッとしており、自分が行った事には責任を持つ。故に、上記調査項目は、自分がした結果なのだから、自己責任の範疇と考え、利害関係者にその情報が提供されることは、お互い社会生活を営む以上仕方が無い、反面、自分が入手するのも当たりまえ、そうでなければ商取引など、契約事は何一つ安心して出来ない、と考えられているのでは無かろうか。
これに比べ、日本は、本人がOKしない限り、何一つ個人の事は知ることが出来ない社会が作られようとしている。相手が提出した氏名、住所、学歴、職歴さえ確認する事は一般的には不可能に成りつつあり、犯歴、納税状況、クレジット情報などはもっての他である。就職応募で、会社に提出された履歴書が正しいか否か、その事を求人企業が調べようとすると、厚生労働省は「差別に繋がる恐れあり」、として、その様なことは適切でない、と行政指導をしている。
ところが、米国は、履歴は勿論、犯歴などもキッチリ調べてから採用しなければならなくなっており、採用前調査を怠ると採用マネージャーの怠慢と取られ、大変なことになる。例えば、過去子供に悪戯をした前歴を持つ人が就職応募してきたとする。ところが、採用マネージャーが調べもせずに採用し、その人が職場で同じ悪戯をしたとすると、会社が全面的に使用者責任を問われ、訴えられる事になる。そのリスクヘッジのために、採用前調査は徹底して行わなければならいのである。
人に関する調査(人事調査)に否定的なのは厚生労働省だけではなく、経済産業省なども同様で、「専ら人の調査」を業としている処は、保証協会の保証対象外職種に指定し、不要業種的な差別的扱いをしている。また、法務省は、戸籍住民票を事実上非公開とし、直接管理する市町村の一部は「本人通知システム」なるノー天気な条例を作り、詐欺師や悪巧みをする人を擁護しようとしている。また、総務省は個人情報保護法の拡大解釈を容認し、個人情報取り扱い業者(大半の企業、団体が対象)は、個人情報は何一つ出さないにこした事はないとして、徹底している。
従って、今の日本社会では、個人に関することは、その当人が話したり申告したりする事を頭から信ずるしかなく、疑いがあっても確かめる事が出来ない社会システムを、行政と人権団体が手を組んで着々と構築しつつある。
非常に恐ろしいことであるが、実はこの事に気付いている人は意外と少ないのでは無かろうか。もしかしたら、戦後アメリカが考えた、日本弱体化政策の一環がボディブローのように功を奏しはじめたと云うことなのかもしれない。そして、今話題の尖閣諸島、竹島、北方領土問題の不甲斐なさも、ひいてはここらに原因があるように思えてならない。こんな事を書き始めると切がないが、少なくとも直接この事を知る立場に有る、我ら業界人が、今のこのノー天気な日本社会に警笛を鳴らす必要があるのでは無かろうか。そして、少なくとも業界団体は、この事で結束し、社会に貢献する責務を課せられているのでは無かろうか。今年は、その思いを形にして行く年にしたいと願っている。
Posted on : 2010年11月16日 | コメント (0) | トラックバック (0)
里ごころ
10月24.25日は竹島領有権確立隠岐の島集会、10月31日は知夫会、 11月3日は島根県人会、11月6.・7日は黒木中学の同窓会、そして今週11月10日は島根県人会ゴルフコンペと、ここ2・3週間は郷土行事一色で中々休みが取れない。それでも寸暇を見つけては映画鑑賞、今年もはや25本は観ている。ところが、「桜田門外の変」は未だ。早くしないと上映が終わってしまう・・と少々焦り気味であるが、上手く時間が取れない。時間よ止まれ・・・・。
それにしても歳と共に田舎が恋しくなる、男の帰省本能なのかな・・・。その点、女は違うようだ、大半は嫁いだ所に根着くと云うか、男に比べ帰省本能は薄いようで、「定年後は郷里で・・・」等と云う話しは先ず聞かない。
小生の夢は、1年のうち数ヶ月、郷里隠岐の島に帰り、半自給自足の生活をすること。特に「立て網」が遣りたくて仕方がない。何故なのか・・・自分也に考えてみるに、どうもこれもノスタルジーのひとつらしい。
多分小学校低学年の頃であったと思うが、父と一緒に大山の海に「立て網」を仕掛けた事がある。数日だったのか数ヶ月だったかうろ覚えであるが、兎に角、父と一緒に伝馬船を漕ぎ、網を仕掛け、翌朝掛かった魚を獲り、井戸端で調理をした記憶が鮮明に残っている。多分それが無性に楽しかったのだろうと思う・・・。今になって何故か、それがとてもしてみたいのである。
島根県人会の演芸風景。今年は岩見地区が幹事役を務めた為、当然出し物は岩見神楽。大蛇に娘が喰われてしまうと嘆く老父母。

大蛇を懲らしめんと現れた須佐之男命(すさのうのみこと)

大蛇がたる酒を飲み、大暴れ

酔いがまわってきた大蛇


「田植え囃子」 非常に素朴な民族芸能 であった。

平城遷都1300年祭の大極殿。同窓会の翌日皆で奈良の遷都1300年祭を見学。最終日と云うこともあって大変な人出であった。


Posted on : 2010年11月12日 | コメント (0) | トラックバック (0)
戸籍、住民票の非公開と詐欺
神奈川県で、60人の男女が197回の養子縁組を繰り返し、新たな借金を重ねるなどの詐欺行為を働いていた事が大きく報道されている。また、つい先日は、養子縁組を繰り返し、保険金殺人に繋がった事件などが報道されていた。
そんな事から、詐欺事件に興味を持ってウエブ上での社会欄に目を通すと、有るはあるは、ワンさと詐欺事件が並んでいる。結婚詐欺、減刑詐欺、住宅ローン詐欺など報じられているだけでも相当有る。
ただ、ニュースで報じられる詐欺事件などほんの氷山の一角で、実際には何千何万と云う事件にならない詐欺事件が日常茶飯事におき、善良な市民の多くが泣きをみている。
詐欺とは、他人をだまし金品を奪ったり損害を与えたりすることであるが、詐欺を働こうとする人間の大半は、自らを欺き、自分を自分でなくし、第三者の自分になって他人をだますのが大半である。
従って、氏名、年齢、住所、経歴、家族構成を事前に調べれば、大半の詐欺は未然に防ぐ事ができる。その為には住民票や戸籍で確認する必要がある。
個人を特定する為(身分関係の証明)に戸籍があり、誰が何処に住んでいるのかを証す為に住民票がある。従って、戸籍も住民票も公開にしておかないと、社会の秩序が保てなくなるため、戸籍ができた明治5年から今日まで一貫して法的には公開としている。
ところが、実際は戸籍も住民票も、本人及び家族以外にはほぼ100%入手不可能である。何故なのか、理由は簡単。戸籍、住民票を管理している行政の窓口が第三者の交付請求に応じないが為である(法的根拠が有る様でなく、運用基準なるもので、応じないようにしている)。その背景には強力な人権団体の力が働いている様に思う・・・。
この事を知っているワルは、氏名、年齢、住所、履歴など幾ら偽っても、今の日本の社会ではバレないよう保護されている為、大手を振って他人をだまし、金品を奪ったり損害を与えたりするのである。
一般の人は余りこんな事は考えないのでしょうが、私ども調査業者は、善良な市民や企業が騙されて損をしないよう、事前に事実関係を調べリスクを回避する事を仕事としており、日々この問題に直面しているのである。ところが、その人が、何処の誰なのかを証明する戸籍も住民票も取れないために、大変な苦労を強いられることになっている。
実際、今日ウエブ上で報じられている詐欺事件の大半は、行政が法律通り、第三者請求に応じていれば、未然に防ぐことが出来たと思う。いや、それより何より、戸籍、住民票が従前のようにオープンであったなら、事件そのものが起きていないかもしれない。大体、養子縁組を何回も繰り返し、姓を変えて借金を重ねたり、ローンを逃れたり、保険金を騙す事など出来やしない。だって、戸籍をみれば直ぐに判るんだもの(改原や除籍を見る必要はあるが、現戸籍をみただけでも、多分調査員なら判ると思うが・・・。)
Posted on : 2010年11月02日 | コメント (0) | トラックバック (0)





