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2008年12月15日

感動

■社長日記■

 早や師走。12月は「師も走るほどに忙しい」と云うが、その通りで、師が走るくらいだから凡人はなおさらである。超多忙、「何が」、 「資金繰りが」と云うのが関西人の乗りで、昨年までは少々資金繰りが忙しかろうが何だろうがジョークを言い合い遊んでいたが、 今年の年末はそうも行かない。リーマンショック以後の不況は余りにも急激で、 少々の事はジョークで笑い飛ばしていた小生の友人達も今ひとつ顔色が冴えない。そこで、 「こんな年は早く忘れてしまおう」という事なのか、やたらと忘年会の誘いが多く、 先週は日曜から金曜まで6日連続の飲み会となった。東京で2日、大阪で4日と続き流石にこたえた。

 その中、東京の行き返りで読んだ本が、「太郎が恋をする頃までには・・・」(栗原美和子 筆)。 書き出しは何だ・・・と云う感じであったが、読み進むに連れて恐いほどに入り込まされ、字が霞んで見えなくなる、 車窓の風景に目を転じ涙をごまかす、その繰り返しであった。何故それほどに感動したかと云うに、 文体からしてノンフィクションの社会派私小説としてとらえていたから。ところが実際は、 ノンフィクションとフィクションを入り混ぜて私小説にしたものである事が判り、何とも云えない複雑な気持ちになった。「こんなの有りか・・・ ?」と云う感じ。

 ところが一昨日の土曜日、2660地区のロータリーの地区大会のフィナーレで聴いた「佐藤しのぶ」の歌声、同じ涙でも全く違ったものであった。 60年間の人生で、正直、歌と歌声に涙したと云うのははじめてであった。それも、気がついたら涙が溢れていた・・・と云う感じ。 何とも云えない感動であった。

投稿者 ks110 : 2008年12月15日 17:38