調査会社の会長ブログ【松谷廣信】

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採用調査と調査員

調査録2007/03/22

  「採用調査」、これが弊社の主な仕事である。所謂、求職者が提出した「履歴書と職務経歴書」
を基に、その申告内容が正しいのか否か、間違っていれば何所がどう違うのか。職務経歴書に関しても同様に、記載内容が正しいのかどうか。
先ずこれが、第一段階の調査で、後は、勤怠(出勤状況や仕事への取組み姿勢)、退職理由、職務能力、性格素行、
健康状態等を過去10年位遡って調べ、それをレポートにして報告する仕事である。

 そんなに難しい仕事ではない。調査員は1年もすれば一通りの事は出来るようになる。ところがそれから先が中々大変である。
一通りの事が出来ればそれで良し、とするなら、其れはそれで良いが、その人はそれで終わりである。

 採用調査は単なる経歴調査とは違い、依頼者が真に求めているのは、採否の判断材料である。「採用して役にたつか否か、
プラスにはならないまでもマイナスなるようでは困る・・・」そんな思いであり、その為の参考資料にならなければ意味が無い。

 ところが人を側面から調べ判断すると言うのは容易なことではない。所謂、一通りの取材は出来ても、
相手が何所まで本当の事を話してくれているのかどうか、言葉だけでなく表情や声のトーン等から即座に読み取り、
その場の雰囲気で臨機応変に対応し、相手を乗せて表面的な事だけでなく、「実は・・」と云う話をさせなければならない。
しつこく聞けば良いと言うものではなく、相手を怒らせては何の意味もない。
スピードと内容を兼ね備えた正確なレポートが書けるようになるのは相当な努力と時間を要するのが本当のところである。

 調査員で20年、30年というベテランは数多く居るが、本当に仕事の出来る人と云うのは少ない。それも、
頭の良し悪しなどは余り関係なく、寧ろ仕事への取組み姿勢と日頃の考え方。所謂、何を思い何を目指すか、
その思い方考え方が仕事の出来るできないを決めるゴールデンキーになっているように思う。

 この事は、調査員に限ったことでは無く、仕事全般に通じていることかも知れないが・・。

 

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