給料泥棒 | 調査会社の会長ブログ【松谷廣信】就活に関する信用調査

調査会社の会長ブログ

給料泥棒

2005年08月15日

久しぶりに古いクライアントから電話が入った、「一寸相談したい事があるので来てくれませんか・・・」とのこと。
早速担当営業マンと一緒に本町の本社ビルを尋ねると、旧知の総務課長が何時にない渋い顔で、「イヤ、
恥ずかしい話しながら相談というのは社員の事でして、」と話出した。内容は概略以下の通り。

「勤続12年になる女子の営業社員。遅刻欠勤は殆どなく外見的には真面目に仕事をしている様であるが成績が全く出ないし、
夜のバイトをしているとの噂もある」、そこで、「就業時間中の行動と退社後の行動を一度みてくれないか・・」との調査依頼であった。そこで、
直ぐに詳細な打ち合わせを行い、翌々日の朝から行動調査に入ることとなった。
当日、朝の出勤時に被調査人の面割の為、調査員3名がそれぞれ配置につく。会社への入口が地下と1Fと2箇所あり、最低3名が必要であった。
上手く出勤時の彼女を確認し万全の体制で張り込み開始。尾行調査で一番気をつけなければならないのが、
対象者が動き出すまでの監視時の時間帯(張り込み)である。とにかく自然体で周りの環境に溶け込み、
違和感無く張り込みをしなければならいし、出口から片時も眼を離す事ができない、調査員にとって一番きつい時間である、
状況によってはそうした体勢で10時間も12時間も張り込みを続けなければならない事がある。
随分古いことではあるが私が直接経験した仕事で一番長かったのは、張り込みのみが1ヵ月半続いたことがある。しかし、今回はそんな事は無い。

監視1時間半で対象者が出てきた、早速尾行開始。事前情報では神戸に出向くはず、地下鉄本町駅から千里中央行電車に乗車し、梅田駅で下車。

予定通りの行動かと思えたが、実際は阪急百貨店に入り、ノンビリとした雰囲気でゆったりと商品を見て歩く。
具体的に何かを求めようとしている感じではない(意外とデパート内の尾行は難しい)、30分位ブラブラと時間を潰し、その後、
ナビオ阪急へ入りエスカレータで7Fレストラン街へ、そこに同僚と思われる女性が居て2人でレストランに入る。なんと、
そのレストランで2時間かけて食事。昼1時半に同所を出て同僚と別れ、今度は一人東通り商店街を歩きパチンコ店へ、ここで約2時間潰し、
のんびりとした足取りで阪神百貨店に入る。全く仕事をする様子はない。阪神に30分ほど居て、そのまま地下鉄へ、そして帰社したのが4時半。

調査員はそのまま会社付近で張り込み。6時10分対象者が現れる、早速尾行開始、地下鉄に乗り難波駅で下車、
そのまま南の歓楽街に向かい某スナックビルに入る。エレベータで4Fへ、
所が調査員は同じエレベータに乗るのは余りにも不自然な為4Fを確認しただけで一端尾行を中止。
7時の時間帯でスナックを覗いて歩くわけにも行かず、食事をしながら時間を潰すことにする。9時近くなった為、
調査員3名がそれぞれ手分けして4Fスナックを確認、結果10坪ほどの小さなスナックで彼女が立ち働く姿を確認し、無事調査終了と相成った。

そんな社員が居るのか・・?、と驚かれる方も多いと思うが、会社が社員に疑いを持ってこんな依頼をする場合、
行動パターンは千差万別であるが7?8割はこの様に全く仕事はしてなく、ただ無駄に時間を潰し、時間になったら素知らぬ顔で会社に帰り、
デタラメの日報を提出しているケースが大半である。

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